こんにちは(*‘ω‘ *)ラシイエ江北駅前店です!
銀行ローンの金利タイプで、近年もっとも人気が高いのは変動金利型です!変動金利は、金利を約束する期間が半年だけなので、その分、契約当初の金利は1%未満と、かなり低くなっています。「こんなに低い金利で借りるのだから、変動金利がお得」と考える人は少なくないようです。
しかし、変動金利型にはいくつかの大きな落とし穴があることはあまり知られていません。
一つ目の落とし穴は、仕組みが以外に複雑なことです。
変動金利型ローンは、金利の見直しは6カ月に1回ですが返済額は5年ごとにに再計算するのが一般的。
金利が上がっても返済額がすぐにアップするわけではありません。このため、金利が上がると、返済額に占める利息の割合が増え、元金に充当する分が減ることになります。
問題は、毎月の返済額が変わらないために、金利が上がったことによる負担額になかなか気づけない事です。
通帳だけ見ていると、利息が増えたことはわかりません。結局5年たって、返済額が再計算されるタイミングで「ローン残高が思っていたほど減っていない!」と判明することになります。
そして、この【5年ルール】と【120%ルール】というものが存在し、翌年の月々の支払より、金利がどんなに上がっても、120%以上の請求はしませんよ。
というルールも存在します。(銀行により異なります)
そして、払いきれていない元金の支払をいつするのか。というところなのですが、35年目、420回目のお支払のときにまとめて返済しなくてはなりません。そこも気を付けたいところです。
変動金利型ローンは借り過ぎのリスクあり
2つ目の落とし穴は、変動金利型だと、借り過ぎになってしまうケースが多いことです。
住宅ローンを組む際には、「毎月の返済額がいくらか」ということばかりに目が向いてしまいがちなもの。
しかし、月々の返済額が同じでも、選ぶ金利タイプによって借りられる額は大きく変わります。
たとえば35年ローンで毎月返済額を約11万円とすると、固定金利1.8%なら借りられる額は3400万円ほどですが、変動金利0.625%なら約4000万円も借りられます。当初の毎月返済額だけを見て、「返せそう」と判断するのは危険。
変動金利型の場合、当初の金利が約束されているのはたったの6カ月間だけです。近年は超低金利が続いていますが、長い返済期間の間には、金利が上昇するタイミングが来ると考えておかなくてはいけません。
変動金利型ローンで借りて「これなら毎月返済できる」と思っていても、金利が上がって返済額がアップすれば時に家計がまわらなくなる可能性があります。
金利が上がった時に返済が苦しくなる恐れがあるなら、それは、「借り過ぎ」ということです。借入れ額は、金利が上昇した場合でもスムーズに返済できる額にとどめておくべきです。
金利が上がる前に「固定に切り替え」は難しい
不動産会社などでは、「とりあえず金利が低い変動金利を利用しておいて、金利が上がったなら固定金利選択型に切り替えれば大丈夫。
日銀はしばらく金利を上げられませんよ」などとすすめられることが多いようです。
しかし、これは現実的な対策法とは言えません。
変動金利は日銀が決める短期全利に連動します。知っておきたいのは、日銀が金利をあげるころには、固定金利が連動する長期金利が先導して上昇する傾向があること。
これは経済の約束事。「変動金利が上がったから固定金利に切り替えよう」と思っても、
そのときすでに固定金利の印りが上がってしまっている可能性が大きいといえます。
また銀行では一般的に毎月末に翌月1日から適応される金利を決めています。月末に固定金利が上がるとわかってからすぐ手続きをしても適応されるのは翌月の「上がったあとの金利」ということになるのです。
「固定金利型に切り替えればいい」と考えている人は、切り替えたあとに返済額がアップすることも見込んでいるでしょうか。
変動金利型で計算した返済が家計に対してギリギリだと、固定金利に切り替えたくても切り替えられないでしょう。
変動金利型は、固定金利型に切り替えずに利用しきれる借入額にとどめて利用したほうがよいと思います。
いかがでしたでしょうか。
変動金利型は・利息が少ないなど、良い点も沢山ございます!
ただ、良いところだけに目をやらず、リスクも頭の片隅に入れておいた方が、もしものときに役に立ちます(*‘ω‘ *)
※上記の内容は銀行によって異なり全ての銀行があてはまるとは限りません。ご了承ください。
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