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中古住宅 内覧時のチェックポイント

本日は、中古住宅内覧時のチェックポイントを対談形式でご紹介致します!




Qまずは大まかに専有部分のどこをチェックしますか?

「大きく分けると床、壁、天井、建具などの内装とキッチン、浴室、トイレなどの設備です。」

「内覧の際にはスリッパをはくことが多いと思いますが、まずはスリッパを脱いで歩いてみることをお勧めします。スリッパを脱いで床を歩いて音鳴り、きしみはないか、あるいは傾きがないかをチェックします。人間の足の裏は意外と敏感なんですよ、特に人が良く歩く動線は念入りに。部屋の真ん中だdけではなくて壁際も歩いてみましょう。床と巾木との間に隙間がないかどうかもポイントです」

Q音鳴りにはどんなものがありますか?

「二重床の場合には、下の床組みが悪くて水平になっていないと音がします。この場合の音は問題ですね。フローリングどうしが擦れちがうときに鳴る場合もあります。」

「では実際に床下を見て説明しましょう。床下は、洗面化粧台やあキッチンの点検口から除くことができます。このマンションは洗面化粧台の下に点検口があるので覗いてみましょう。ここは床の下に足がっているのが見えます。「二重床」だと確認できます。この足の高さが合ってないと床を歩いたときにたわんで音が鳴るんです。足の裏は意外と敏感なので、歩いただけで感じる事ができますよ」

「洗面化粧室や浴室周り、トイレなどの水回りの音鳴りは、例えば結露していてその部分の根太が腐っているとか、根本的な問題が生じている可能性もあります。だから、音鳴りは水回りを中心に見た方がいいと思います」

まずはリビングや廊下より、水回りの床が要注意ということですね。

「次は、天井や壁です。天井や壁にシミがないかチェックします。シミがある場合の原因としては、雨漏りや結露、上階からの水漏れが考えられます。天井や壁の表面に出ているシミは要注意です。結露は、部屋の北東の角の壁が結露しやしため注意が必要です。北東の角の壁に水が流れたあとはないか、サッシのコーキングにカビが生えていないか、などをチェックすべきですね」

Q結露しないようにリフォームすることはできないのですか?

「不可能ではりませんが、大がかりな工事になります、コンクリ―トの壁に断熱材をカベ全面にはて、その上にプラスタボードを貼ります。その分、片面で5~6センチ部屋が狭くなることを覚悟しなければなりません。」

Q結露しないように補修するのは大変だからこそ、結露のチェックは重要ということですね。次にチェックすべきところはどこでしょう?

「次は、ドアや襖などの建具ですね。建具に反りがないか、閉めたときに隙間がないかをチェックします。また、ドア同士がぶつからないかもポイントです。部屋のドアの近くによくクローゼットなどの収納がありますが、その場合に、部屋のドアとクローゼットのドアを同時に開けて、ドア同士がぶつからないかですね。」

「トイレのドアも見て下さい。レバーハンドルの先端がとがったものは、子供の顔にぶつかるとケガをするので注意が必要です。これを配慮したマンションは、ドアの位置を壁に合わせているのではなく。壁の厚みの中に入れて、その中に引きて入れ込むようなケアもしています。

ドアの位置まではなかなか気づきにいくいところですね。この他に内装でチェックすべき点はありますか?

「エアコンの設置関係は重要でしょう。まずはこの部屋を見てみましょうか。エアコンの冷媒菅を通す穴が壁の上の方についていますね。この場合はエアコンと穴の位置が近いので冷媒管が室内にあまり入らずスッキリしますし、家具を置くのに邪魔になりにくいです」

「一方でこちらの部屋を見て下さい。この部屋は冷媒管を通す穴が壁の下の方に空いています。これだとエアコンから穴まで冷媒管を延ばす必要があり、冷媒管が室内に多く入ってしまいます。そのため、このあたりに家具を置くときに邪魔になってしまいます」

「内覧時にはエアコンが付いていない場合もあるでしょから、ないものを想像するのはなかなか難しいですが重要なポイントです。古いマンションになると、エアコンを1台しかつけられない住戸も多いです。住戸内の全室にエアコンが付けられるかも、チェックポイントになりますね」

冷媒管を通す穴は後から開ける事も可能でしょうか?

「管理組合に承諾をもらう必要があります。冷媒管の穴は外部に面しているから共用部分となりますし、また、建物の躯体にも影響する可能性があるので、必ず承諾をもらってから開けるようにしましょう。開けられない場合も、あけられる場所や数が限られていたリ、管理規約でかなり細かく条件を定めているケースもあります」

「窓の近くまで来たので、ちょっと上を見上げてください。この住戸でいいのはカーテンボックスです。壁と一体になって綺麗に作られていますよね」

「カーテンボックスを飛びださせずに、カーテンボックスの外側に合わせて天井まで壁を厚めに作っています。だから見た目が綺麗なんです。普通はカーテンボックスを取り付けただけだったり、カーテンボックスがなくてカカーテンレールのみだけだったりしますが、このマンションは配慮が行き届いた設計ですよね。悪いマンションだとコストカットのためにカーテンレールすらないものもあります」

以上、いかがでしたでしょうか。

ラシイエでは、物件内覧時にリフォーム担当が同席することが可能です。

本日お話しした以外の点や、実際にお客様が内覧に行って、疑問に思った点など、その場で担当にぶつけてください!

しっかりとお答えさせていただきます!

中古住宅+リノベーションにご興味のある方は是非ラシイエまでご相談くださいませ!

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